どういう仕組み?飛行機の燃油サーチャージ

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海外旅行を予約する時に必ず支払う燃油サーチャージ。近年は燃油サーチャージが高騰し続けていて、チケット代よりも高い路線も出てきました。

今回は燃油サーチャージの基本情報をご紹介。航空会社によって金額も変わってくるので予約方法のコツを覚えて、お得に海外旅行を予約しましょう!

燃油サーチャージって何?

燃油サーチャージとは、正式名称は「燃油特別付加運賃」。

飛行機の燃料となる石油価格の価格によって調整され、航空会社が運賃とは別に追加される運賃です。

航空燃油であるシンガポール・ケロシンの円建て価格を基準に、2か月ごとに料金の改定が行われています。

2002年から導入され一時廃止された期間もありましたが、現在では大手航空会社のほとんどがこの料金を徴収しています。

航空会社によって値段が多少違ったり、LCCでは燃油サーチャージを徴収しない航空会社もあります。

日本では国内線は徴収されず、国際線のみ追加で払う必要があります。

燃油サーチャージっていくら?

2023年2月~3月の料金は以下です。

JAL:片道料金

日本-韓国、極東ロシア5,900円
日本-東アジア(除く韓国、モンゴル)11,400円
日本-グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア17,800円
日本-タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア24,700円
日本-ハワイ・インドネシア・インド・スリランカ30,500円
日本-北米・欧州・中東・オセアニア47,000円

ANA:片道料金

日本=韓国・ロシア(ウラジオストク)5,600円
日本=東アジア(韓国を除く)15,100円
日本=ベトナム・グアム・フィリピン16,000円
日本=タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア25,800円
日本=ハワイ・インド・インドネシア31,100円
日本→欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア49,000円

燃料の価格高騰と円安が原因となり燃油サーチャージが高騰し続け、現在はヨーロッパ往復するとチケット代とは別に燃油サーチャージが別途98,000円されることになります。

エコノミー、ビジネス、ファーストクラス、全クラス同料金です。

燃油サーチャージを節約するには、燃油サーチャージを徴収しない航空会社やLCCを使用する、またはマイルを貯めて特典航空券を発券する方法がありますが、特典航空券は航空会社によっては燃油サーチャージを別途徴収する会社もあるので注意が必要です。

燃油サーチャージの価格はいつわかるの?

燃油サーチャージは発券日ベースで料金が決まり、その料金は大体1か月~1か月半前に航空会社のHPなどで告知されます。

2023/2/3現在、3月31日までの燃油サーチャージの価格が出ており、次回の4月~5月の価格は2月中旬~3月初旬ぐらいに各HPに告知されます。

5月1日搭乗のチケットを購入する場合

3月31日に予約、3月31日に発券した場合→3月の燃油サーチャージが徴収される

3月31日に予約、4月1日に発券した場合→4月の燃油サーチャージが徴収される

予約はチケット代をまだ払っておらず、座席を一時的に予約した状態。発券は予約した航空券の支払いを済ませて、正式に座席を確保した状態。

予約の際には発券日の燃油サーチャージ価格を確認するようにしましょう。

また、旅行会社のツアーでは別途燃油サーチャージを徴収する場合もありますので、旅行代金に燃油サーチャージが含まれているか確認しましょう。

燃油サーチャージを理解してお得に旅しよう

燃油サーチャージの仕組みを知っておくと、航空券の予約のタイミングがわかると思います。

少しでも安い航空券をGETして、海外旅行を楽しんでくださいね。

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