おとぎ話のような美しい街並みが広がる世界遺産シントラ。ポルトガルの首都リスボンから電車でわずか40分の場所にありリスボンから日帰りで観光することも可能です。
しかし、見どころが多く、坂道も険しいため、無計画で訪れると後悔することも…。
この記事を読めば、時間と体力を無駄にせず、シントラ観光を120%満喫できます!まずは、絶対に押さえておくべき4つの攻略ポイントをご紹介します。
①事前準備:ペーナ宮殿は朝一の予約必須
②モデルコース:朝一にペーナ宮殿→ムーアの城壁→レガレイラ宮殿の順で回るのが黄金ルート
③移動手段:必要に応じてUberやBoltを賢く利用
④服装: 動きやすい服装とスニーカーはマスト。夏は帽子やサングラスなどの暑さ対策も忘れずに。

2025年5月に行った旅行記とともに
それぞれのポイントを詳しくご紹介します!
リスボンからシントラへのアクセス方法3選を徹底比較
電車+バス
最も一般的なアクセス方法はリスボン中心部のロシオ駅からシントラ駅まで電車で行き、シントラ駅から434番の循環バスを利用する方法。電車は頻繁に出ていますが、駅が混雑するので、始発〜午前9時頃までの早い時間帯の電車がおすすめ!

ロシオ駅は地下鉄のロシオ駅から改札口が少し離れているので要注意です。
シントラ駅前にペーナ宮殿やムーアの城壁行きの434番の循環バス乗り場があります。徒歩ではかなりキツい坂道なので、バス利用が基本です。
しかしこの循環バスが時間通りに来ないことが多く、またこのバスも観光客で混雑していることも多いので時間に余裕を持っていくことをおすすめします。
リスボンからUber、Boltを利用
電車+バスは面倒、グループで移動したいという方には、リスボンから配車アプリUberやBoltの利用が便利です。
私は宿泊先がロシオ駅から少し遠かったこと、434番の循環バスの始発がペーナ宮殿の予約時間に間に合うかわからなかったので、リスボンからBoltで行きました。
朝は少し渋滞もあり、リスボン市内からペーナ宮殿まで約1時間。
ペーナ宮殿を10時に予約していたため、宿泊先に8時に来てもらうように予約。料金は42ユーロ。
時間と快適さを優先したい人におすすめです。
交通費を少しでも節約したい!という人はシントラ駅まで電車で行き、シントラ駅から各名所までUberやBoltを使うといいでしょう。
現地ツアーに参加する
自分で配車アプリを手配したり、電車に乗るのが不安、という方は英語や日本語対応の日帰りツアーも多数あり、人気の観光地を効率的に回ってくれます。
チケットの事前手配や移動のストレスがないため、初めてのシントラ旅行にはぴったり。
集合場所もアクセスしやすい市内中心部が多く、気軽に参加できるのも魅力です。
限られた時間でも見どころを網羅できるため、時間のない人にもおすすめです。
絶対見ておくべきシントラの名所3選!
ペーナ宮殿

シントラのハイライトとも言える、カラフルで幻想的なペーナ宮殿。標高500mの丘の上に建てられ、まるでディズニーの城のような外観が特徴です。建物の外観もさることながら、内部の装飾も圧巻。
入場は予約制(時間指定)です。当日チケットは売り切れることが多いため、公式サイトで事前予約を!
おすすめの時間帯は9:30〜10:00。混雑を避けてゆっくり見学できるので、ぜひシントラ観光の一番最初に行くことをおすすめします。
私は10:00を予約しBoltでリスボンからペーナ宮殿まで行くことに。

リスボンからハイウェイを通り、くねくねとした山道を行くこと1時間。ペーナ宮殿に到着です。
宮殿内に車が入れないため入り口で降ろされます。
当日券を買う方はこの入り口でチケットを購入。
ここからさらに宮殿の入り口まで徒歩20分ほどかかります。

坂道は有料のミニバスも運行しています。

石畳の坂道をひたすら登っていくと・・・。

カラフルな色合いが特徴的な宮殿が見えてきます。

宮殿の入り口に到着です。
予約の時間まで中に入れないので、宮殿の周りを散策しました。

この段階でも既に圧巻です。

この入り口の前で時間まで待ち、予約時間になると予約していたチケットを見せ、中に入ることができます。

中は通路が狭く、団体のツアー観光客などがガイドの話を聞くのに立ち止まると通路が通れず、自分のペースでは前に進めません。

人の隙間を縫って色々なお部屋を鑑賞し、宮殿の中を1周。約1時間ほどかかりました。
中にはカフェやお土産店も併設されています。
ムーアの城壁
ムーア城壁は、7〜8世紀にムーア人によって築かれた城の跡地。山の尾根に築かれた城壁を歩くと、シントラの絶景が一望でき、その景色はまるで天空の城ラピュタの世界!
アップダウンが多いので体力に自信のある人におすすめ。

ペーナ宮殿からは徒歩15分。石畳の道を下り、向かいます。
チケットは事前予約可能。時間指定はないので、行く日付のチケットを公式サイトで予約していくといいでしょう。
当日でも空きがあったので、体力や天候などその日の状況によって行くかどうかを決めてもいいかもしれません。

入り口にはチケット売り場があり、当日券はここで購入。

入り口から山の中を数分歩くと、視界が開け城壁が見えてきます。

城壁は全て階段。かなり体力を使いますが頑張って登ってみると・・・。

遠くには、先ほどまでいたペーナ宮殿が見渡せます。

手すりのようなものがないので、結構怖い!高所恐怖症の夫は途中で断念していました・・・。
上りより、下りの方がツラかったです。(膝が・・・)
レガレイラ宮殿
レガレイラ宮殿は、謎めいた地下迷宮や「イニシエーション・ウェル(井戸の螺旋階段)」で有名な、ゴシック様式の宮殿。幻想的でフォトジェニックなスポットが多く、ドラクエのような世界観はSNS映え抜群。探検気分で楽しめます。
ムーアの城壁から徒歩20分ほどで行くことができます。
しかし私が行った時はレガレイラ宮殿までの道が通行止めでした。
434番の循環バスも通っているのですが、時間通りに来ないのでムーアの城壁からレガレイラ宮殿までBoltで行くことに。
しかしこの周辺は山の中ということで電波が不安定でBoltの位置情報が一時的に使えないというトラブルが発生!
なんとか電波が入るところでBoltを利用できるようになり、無事レガレイラ宮殿に到着しました。
ムーアの城壁からレガレイラ宮殿までは8ユーロ。所要時間は約20分でした。(徒歩で行くより時間がかかる)
この辺りは狭い山道でしかも、観光客向けのトゥクトゥクなどもゆっくり走っているため、いつも渋滞するようです。

チケットは事前予約もできますが、こちらも時間指定制。
私はペーナ宮殿、ムーアの城壁を先に行くことにしたため、時間が読めず当日券を買うことに。
この日は13時に行ったら待ち時間なしでチケットを買えました。午後の時間であれば当日でも購入可能です。
公式サイトにチケットの購入状況が表示されているので参考にするのがいいでしょう。
中はとても広く、映えスポットがたくさん。

一番人気の「イニシエーション・ウェル」は20分ほど待ちました。

狭い入り口から入っていきます。

上から水滴が落ちていて、足元が滑るので十分注意しながら降りていきます。

下に降りると洞窟のようになっていて、滝が下から見ることができます。
お腹が空いたのでこの中にあったカフェで軽くランチ。

宮殿を見ながらテラス席でランチ。観光地の割にはそれほど高くもなく、味も美味しかったです。

雰囲気ありますね。
個人的にはペーナ宮殿、ムーアの城壁、レガレイラ宮殿は行くべき名所だと思いますが、他にも下記のような魅力的な名所があります。
- シントラ宮殿
- ロカ岬
シントラ宮殿は、シントラの街の中心にある白い塔が特徴的な宮殿。歴代ポルトガル王の居城。
レガレイラ宮殿から徒歩15分ほどで行くことができます。
合わせてシントラの街も散策してみるのもいいでしょう。雰囲気のあるカフェやレストランもたくさんあります。
ロカ岬はユーラシア大陸最西端の断崖絶壁。シントラからバスで約40分の
距離。夕日の時間帯が特におすすめです。
観光案内所では有料で最西端到達証明書を発行してもらえます。

体力と時間に余裕があればこちらもぜひ行ってみることをおすすめします!
シントラ観光で失敗しないための攻略ポイント
ペーナ宮殿は朝イチの予約必須!
チケットは公式サイトで事前購入を。予約は30分単位です。
10時以降は混雑するため、9:30か10:00の予約がベスト。
私は9:30に予約したかったのですが、2週間前の時点でポルトガル滞在中の全ての日程の9:30が売り切れ!仕方なく10時を予約しました。
10時に宮殿に入った時は、それほど列も長くなかったですが、宮殿を出た11時頃は入り口が長蛇の列。
後の時間になればなるほど、団体ツアー客も増えてくるので混雑するようでした。
また、中の通路が狭いので人が多くなればなるほど、自分のペースで進めなくなります。
朝一で予約する場合は、早めにチケットを購入しましょう。
ペーナ宮殿→ムーアの城壁→レガレイラ宮殿の順で回ると効率的!
ペーナ宮殿が一番見どころが多く、予約必須なので一番最初に周り、その後ムーアの城壁、レガレイラ宮殿の順番で回ると移動距離も少なく効率的に回れます。
ムーアの城壁はアップダウンも激しくかなり高所になります。天候や体力によって行くかどうかの判断は必要です。
レガレイラ宮殿も中は広く多少アップダウンはありますが、中にレストランなど休憩場所があります。トイレも綺麗でした。
レガレイラ宮殿が一番シントラの街に近いので、レガレイラ宮殿の前後にシントラの街でランチタイムを挟んでもOK
歩きやすい靴&服装で!
山の中で基本的に坂道が多く、石畳の道も多いので、スニーカーやトレッキングシューズが◎。
雨の日や雨上がりは路面が滑ります。
また、ムーアの城壁は山頂ということもあり風が強く、日傘はNG。帽子も飛ばされないようにしておきましょう。
5月初旬でも日差しは強かったので、日焼け止めは忘れずに!
お店もないので飲み物も持参し、こまめに水分補給してくださいね。
UberやBoltを使おう!
バスや徒歩がしんどいときは、UberやBoltなどの配車アプリが大活躍。シントラ〜観光地の移動もスムーズです。
今回はリスボン↔︎シントラの往復、ムーアの城壁からレガレイラ宮殿までBoltを利用しました。

私はリスボンからペーナ宮殿まで時間指定で予約したため、42ユーロと少し料金が割増になりましたが、時間指定しなければ約30ユーロで行くことができます。
早朝の時間帯でもリスボン市内にはたくさんタクシーがいたので、時間指定しなくても大丈夫かもしれません。
帰りはレガレイラ宮殿からリスボン市内までは約23ユーロ。所要時間はレガレイラ宮殿周辺が道が狭く渋滞していて、行きと同じく1時間。
時間帯によって多少料金は変更しますが、日本より料金は安かったです。
3人以上のグループで利用するのであれば、お得です。

リスボン周辺は日本よりも配車アプリの値段が安いです!
まとめ
シントラは行きにくいと感じる人も多いですが、事前にチケットを予約し、アクセスや移動手段を把握しておけば、想像以上にスムーズに楽しめます。
リスボンに滞在する予定があるのであれば、ぜひ行ってもらいたいおすすめの世界遺産です。
今回の記事を参考に幻想的な宮殿と絶景が体感できるシントラを、ぜひ楽しんでくださいね。
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