スイスの氷河鉄道に乗ってきました。雄大な山々の景色を眺めることができ、その景色を見ながらランチを堪能し、豪華な電車旅を楽しんできました。
日本ではツアーでこの電車に乗る人が多いですが、個人でもチケットを予約、購入することができます。
ツアーと違い、好きな時間帯の電車と座席が選択でき、乗車、降車駅も自分の好きな駅を選択できるので、柔軟なスケジュールで電車旅をすることができます。
今回は氷河鉄道の予約方法について解説します。
氷河鉄道とは?
氷河鉄道は、スイスを走る観光列車で、正式名称はGlacier Expressです。
アルプスの美しい風景を楽しむことができ、車窓からの眺めが魅力です。
夏季シーズン、冬季シーズンに運行し、1日2〜3本の列車が運行されています。冬季は本数が減少し、1日1本になることもあります。
サンモリッツ(St. Moritz)とツェルマット(Zermatt)間を走行し、所要時間は約8時間半。
しかし途中乗車、途中下車することもできます。
今回、私はツェルマット~クールまでの約5時間半の旅を楽しみました。
氷河鉄道の予約方法
氷河急行の公式サイトから直接予約することができます。日付や希望の座席タイプを選ぶだけで簡単に手続きができます。
その他日本国内の旅行代理店でも取り扱いがありますので、パッケージツアーとして申し込むことも可能です。
今回は公式サイトから予約する方法を解説します。
氷河鉄道の座席は
1等席、2等席、エクセレンスクラスがあります。
2等席が普通席、1等席がグリーン席、エクセレンスが日本の新幹線のグランクラスのような位置づけです。
氷河鉄道を予約するにはそれぞれのクラスの
乗車券の他に、指定券が必要になります。
乗車券はスイストラベルパスやセーバーデイパスが利用できるので、別途購入する必要はありません。
スイスハーフフェアカードであれば半額になります。
各種パスの購入方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
指定券は別途購入する必要があります。10月にツェルマットからクールまでの指定席料金は49CHF(約8,300円)
その他車内でランチを食べる場合は、ランチの予約も必要です。
指定券の予約方法は以下の通りです。
①公式サイトから乗車駅と降車駅を選択します。
②画面左のGlacier Express classicを選択。もしエクセレンスを購入する場合は真ん中のExcellence Class Classicを選択してください。
③乗車駅と降車駅、日付、座席クラスを選択
④人数と電車の時間を選択するとシートマップが表示されるので、座席を選択
⑤個人情報を入力し、Reductionで各種パスを利用している方はパス名を選択すると乗車券が0円または半額表示になり、指定券のみの料金が表示されます。
⑥ランチを予約したい場合は、この画面でメニューを選びます。
この後、クレジットカード情報を入力し、購入完了です。
購入すると、QRコード入りのメールが送られてきます。
氷河鉄道に乗車すると、スタッフがチケットの確認にきますので、そのQRコードを提示してください。
乗車券をスイストラベルパスやセーバーデイパスで買っている人はそちらのQRコードも必要です。
氷河鉄道の乗車
今回は朝7:52 ツェルマット発の氷河電車へ。
始発駅なので15分ほど前には電車が停車していました。
入り口には大きなスーツケースを置く場所があります。
2等席は4人掛けのボックス席。
今回は最初の1時間だけ、となりに人がいました
途中からは4人掛けボックス席を2人で利用できたので、ゆっくりできましたが、もし2人掛けボックス席がいいというのであれば1等席に乗りましょう。
お土産やさんも電車の中にありました。
窓が大きくて、解放感があります。
ただ、夏は紫外線が強そう。。。
出発すると、飲み物などが自由にオーダーできます。こちらはすべて有料です。
飲み物の料金はかなり高めの設定で、300mlのワインの小瓶が約3000円でした~!
でも窓からの景色は絶景。
飲み物を飲みながら、絶景を楽しみます。
テーブルには音声ガイドやパンフレットもあり、日本語対応もしていました。
途中駅では10分ほど停車時間があり、各駅でホームにおりて景色を楽しめます。
氷河鉄道のランチ
ランチコースは2コースミール。ベジタリアン対応もあります。
メイン料理と、サラダまたはデザートを選びます。
サラダ。いたって普通。
メイン。ニョッキと鶏肉の煮込み。普通に美味しい。
チョコレートケーキ。けっこうボリューム大
サラダかデザートしかどちらかしか選べず、42CHF(約7千円)なので、味と量を考えると、ちょっと高いかなあ。という印象。
あまりコースを頼んでいる人はいなくて、持ち込んだランチを食べたりしている人がほとんどでした。
時間も決められていて、好きな時間に食べられるわけじゃないので、ランチは頼まなくてもよいかも。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
憧れのスイス電車旅、氷河鉄道について解説しました。
電車のスタッフもフレンドリーで、雄大な景色を堪能でき、豪華な旅をすることができました。
今回はクールで途中下車したため見られませんでしたが、氷河鉄道のメインはランドヴァッサー橋。
いつかはこちらのルートも乗ってみたいと思います。
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