日本にいながらトルコの文化を体験できるモスクが都内にあります。
モスクとはイスラム教徒が礼拝することができるイスラム寺院のこと。
世界各国、特にイスラム教徒が多い国ではモスクはあちこちにありますが、実は日本にもいくつかモスクが存在します。
今回はその中でも日本最大のモスク、東京ジャーミイを紹介します。
どこにあるの?
そのモスクは都内にある、「東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター」
小田急線、東京メトロ千代田線の代々木上原駅から徒歩5分ほど。
電車の中からもモスクの一部を見ることができるため、「何の建物だろう?」と思った人も多いのでは。
ちなみにジャーミイとはトルコ語で礼拝が行われる大規模なモスクのこと。「人が集まる場所」を意味するアラビア語が語源のようです(Wikipediaより)
見学は無料
通常はモスクに異教徒が入ることはできませんが、こちらは文化交流の場所も兼ねているため誰でも入ることができます。
毎日10時から18時まで開館していて、見学は無料です。
金曜日の一般の見学は14時以降からです。
毎週土曜・日曜ならびに祝日 14時30分からは日本語ガイドによる館内の案内もあります。
5名様以上であれば事前予約制でガイド付きの見学をすることもできます。
入口を入ると、トルコの世界が広がります。
お茶とデーツ(ドライフルーツ)のサービスがあり、一気にトルコに旅行した気分に。
モスク見学のルール
2階に上がるとモスクがあり、中を見学することができます。
撮影は可能ですが、営利目的の場合や専用機材を使用する場合は事前に申告、礼拝中の撮影は禁止です。
服装にも注意が必要です。神聖な場所のため肌の露出は禁止。女性はストールやスカーフを被る必要があります。
ストール、スカーフや体を覆うことができるコート(アバヤ)の貸し出しも行っています。
お祈りをするスペースが広がっており、壁や天井はカラフルな装飾で埋め尽くされています。
らせん階段を登った3階のスペースは女性しか立ち入ることができません。写真撮影も禁止です。
その他にも注意事項がありますので、ウェブやモスク入口の注意事項を確認することが必要です。
基本的に教徒の方のお祈りの邪魔をしなければ、見学は自由。
美しい装飾に圧倒されること間違いなしです。
トルコ文化を体験
1階の多目的ホールには、トルコから持ち込んだ装飾品や家具があり、イスラムに関する書籍を読むこともできます。
ハラールマーケットには食料や雑貨が売っていて、お土産を購入することもできます。
ハラール食品も多数売っていました。パンやスイーツなど美味しそうな食材もたくさんありますよ!
ワークショップも行われており、日本にいながらイスラム教やトルコの文化を知ることができるとても素晴らしい場所でした。
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東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター
住所:151-0065 東京都渋谷区大山町1-19
電話:Tel: 03-5790-0760
Mail: info @ tokyocamii.org
営業日:10:00-18:00 金曜日14時以降
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